ウソのような本当の話
- 2008/04/14(月) 23:23:19
例の「Early Birdチケット」を活用するために早起きして電車で学校に向かっているときのお話です。
最寄りの駅から電車に乗って、乗り換えをするフリンダースストリート駅に着いて時計を見ると6時前。そこから目的地に行く電車は6時15分発です。まだ薄暗い4番プラットホームは人影もまばら。とりあえずベンチに座って電車を待つことにしました。目の前のベンチには老人が一人座って爆睡しています。朝早いもんなあ〜、なんて同情しながら同じベンチに座りました。座って待つこと15分、6時15分を過ぎても電車は来ません。そのうちアナウンスが流れて5分遅れるとのこと。そして6時20分ころになってようやく、電車が今プラットホームに入ってくるというアナウンスが流れました。
なんだか疲れてるし電車が目の前で止まるまでベンチに座っていよう、と心に決めて残り数秒のベンチの座り心地を楽しんでいると、隣の老人が立ち上がりました。見た目65歳くらいのその老人はまるで生まれたての小鹿のように足は震えて、歩き出すとフラフラと進み、まっすぐ歩けません。あぁ酔っ払ってんなあ〜なんて思ってぼんやり眺めていると、立って電車が入ってくるのを待っている別の男性にぶつかりました。男性が一瞬ムッとした顔をした次の瞬間、その老人はプラットホームの下に落ちていきました。
あまりに予想外の出来事が突然目の前で起きてちょっとパニクった俺は、ベンチに座ったままアホみたいに大声をあげて、次の瞬間その老人が落ちたホームの端へダッシュしました。ホームからその老人を見下ろすと、線路の上に横たわって動きません。
助けなきゃ
と本能的に思った俺は電車が入ってきているのを忘れて線路に飛び降りていました。飛び降りてその老人のそばに行ったときに、入ってくる電車のライトが顔に当たって初めてそこで電車のことを思い出しました。ヤバイっと思って必死で老人を引っ張って線路の端に逃げたけど、映画のようにそこに緊急避難用の穴があるわけでもなく、終わったか・・・というある種の脱力感に包まれていました。無気力に電車のほうを振り向くと、線路に降りた別の人影が電車に向かって両手を大きく振って電車を止めているのが見えました。
その電車を止めてくれた男性(老人が落ちる前にぶつかった人だった)と二人で老人を抱えあげて、プラットホームの上の人たちに引っ張りあげてもらって、一件落着となりました。
俺が乗るはずだったその電車は、老人が上に上げられた後ゆっくりとホームに入ってきて、俺とその男性を乗せて何事もなかったかのように走り出しましたとさ。
早起きは三文の徳って誰が言い出したんだろう・・・
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この記事に対するコメント
僕はあなたが生きててさえくれればなにもいいません、、、、
あ、、、Y先生が厄払いをすべきとおっしゃっていますが、、、、、同感っす。。